旅行前にチェックしたい渡航先の「安全・衛生情報」と手続き

ケアンズ
Free-Photos / Pixabay

いよいよ夏休み!海外旅行を予定している方も多いのではないでしょうか?

楽しい海外旅行を安心して楽しむために、渡航先の「安全・衛生情報」を必ずチェックして欲しいです。特に子連れの場合、どんな犯罪が多いのか、どんな衛生状態なのか事前にチェックして気を引き締めておくといいです。ある程度の年齢のお子さんであれば、一緒にチェックして気を付けるよう意識付けすることも大切です。

今回は事前に調べておきたい「安全・衛生情報」と出国前に申請が必要なビザなどの手続きをまとめました。渡航先の例としてオーストラリアを挙げましたが、他の地域でも同様なので参考にして下さいね。

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安全情報やテロに注意する

行先を選ぶ時、これから旅行に行く時チェックしたいのが「安全情報」。
目的地で多い犯罪からテロの情報まで、気になる「安全情報」は外務省のホームページで確認が出来ます。

例えば「オーストラリア・ケアンズ」は安全なイメージで日本人も沢山訪れていますが、外務省のホームページでは

クイーンズランド州の治安は良いとされていますが,QLD州と日本の人口10万人当たりの犯罪発生率を比較した場合,殺人は約1.25倍,強盗は約24.2倍,強姦は約34.4倍,窃盗は約5.8倍,暴行傷害は約16.6倍の割合で発生しており,日本の犯罪発生率と比較すると高いことが分かります。

安全海外ホームページより

とあります。また日本人の被害例として、路上強盗、窃盗が挙げられています。

どの国でもある犯罪ですが注意したいです。
またよく海外で日本人が、飲食店でバックを背もたれに掛けたりしているのを見ますが、スリに狙われやすいので、必ず膝の上で管理して下さいね。

また最近はテロも多いので気になるところ。一匹オオカミのようなテロは、どこの国でも起こる可能性があるので、日本を含め絶対に安全だと言い切れる国はないと言えます。

外務省のページでは、国ごとの「テロ・誘拐情勢」を見ることが出来るので、渡航前にチェックしておきたいです。

因みにオーストラリアの現状は、

豪州政府が公表しているテロ警戒レベルは,全体で5段階のうち上から3番目の「起こりそうである(PROBABLE)」となっています。

安全海外ホームページより

最近では2017年にもテロは起きています。またシドニーやメルボルンの一部でテロを起こすようイスラム国が呼びかけているようです。日本であまり報道されないこともあるので、今から行く国の情勢は事前にチェックし、場合によっては観光先を変更するのも有効な手段です。

安全情報確認は外務省海外安全ホームページで確認できます。また「たびレジ」に登録しておけば、渡航先で何か重大な事件等あればメールが配信されます。

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衛生状態の確認と感染症に備える

そんなに危ない場所に行かないから感染症なんて気にしない!という方も多いのではないでしょうか?
ですが、日本人に人気の渡航先にも「感染症のリスク」は潜んでいます。例えば東南アジアで生野菜を食べてお腹を壊したりする事もあります。日本とは衛生状態も違いますし、流行する病気も違います。渡航先の状況を事前に確認して、リスクを避ける行動を取ることが大事です。

厚生労働省FORTHのホームページ」で渡航先の状況が調べられます。

例えばオーストラリア

蚊に刺されることにより、デング熱や日本脳炎などの報告があります。これらは虫よけスプレーを活用することでリスクが低くなります。
また川などで感染のリスクがあるレプトスピラ症。これは洪水後の川などが感染のリスクが高くなるので、その時期を避けることである程度防げます。

厚生労働省FORTHのホームページ

またもしもの時に備えて持っていくべき常備薬もサイトではまとめられています。

サイトによると一般的な観光地では、かぜ薬(総合かぜ薬、痛み止め・解熱剤)、胃腸薬(一般胃腸薬、整腸剤)、その他(酔い止め、絆創膏)を持っていくとよいそうです。また場所によっては虫よけも必要です。厚生労働省のページにもありますが、ディート(DEET)など有効成分が含まれたものを使用することをおススメします。小児に対しては使用上の注意を守って使うことで、危険から身を守れます。

詳しい情報は「厚生労働省FORTH/常備薬について」をご覧ください。

知っておくことで対策出来ることがあるので、ぜひ事前に調べておきたいですね。

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出国前までに必要な手続きについて

国によっては、入国時ビザ(査証)が必要な場合があるので、事前にチェックが必要です。
またアメリカ(ハワイ含む)やオーストラリアに渡航する際、電子渡航認証システムの申請が必要です。アメリカはESTA(エスタ)、オーストラリアはETAS(イータス)が必要です。自分で申請も出来ますし、旅行代理店やビザ取得の代行会社を利用することも可能です。

またその他、レンタカーを借りる予定の方は「国外(国際)運転免許証」も必要です。免許センター、自動車運転免許試験場、警察署などで取得できます。詳細は各県警のホームページをチェックして下さい。

まとめ

いかがでしたか?日本人が多く訪れる国でも気をつけないといけない事が沢山ありますね。
また事前申請が必要なものを忘れると、飛行機に乗れないトラブルに見舞われる可能性がありますので、注意したいです。

今回は主にオーストラリアを例に挙げていますが、他の地域でも同じように調べることが出来ます。

渡航前に、

  1. 外務省のホームページを確認し、「たびレジ」に登録
  2. 厚生労働省のホームページで、渡航先の衛生状態をチェック。常備薬を備える
  3. ビザや電子渡航認証システム、国際免許証の必要性をチェック。事前に申請する

を確認して下さいね。

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この記事を書いた人
シュガリー

妻はパート、夫はサラリーマンのノンパワーカップル+息子と旅した情報を発信中!リアル平均家族の旅行の節約術や現地情報、子連れ旅のポイントをまとめています。

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