虫刺されに注意!ケアンズで気をつけたい「サンドフライ」とは?

ケアンズ
StammerA / Pixabay

オーストラリアのケアンズと言えば、治安よく安全で、衛生状態もバッチリ。海外初心者でも旅行しやすい場所ですよね。

で・す・が、ガイドブックにもあまり注意情報は載っていませんが、気をつけたいのが「サンドフライ」の存在。「サンドフライ」とは吸血する虫なのですが、これに刺されると強烈な「かゆみ」に見舞われるのです。

刺されてせっかくの旅行が台無しにならないよう、情報をまとめました。

これから旅行に行こうと考えている方、計画を立てる方はぜひ参考にして下さいね。

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かゆすぎる!!サンドフライに気を付けて!

「サンドフライ」とはブヨ、サシバエ、ヌカカの総称で、小さなハエのような害虫です。そして蚊のように刺します。刺された場所は腫れあがり、激しいかゆみが時には1週間以上続きます。

何度も刺されるうちに慣れてかゆくならなくなるそうですが、旅行で行って初めて刺されると激しい症状が出やすいそうです。

たかが虫刺されと侮っていると、寝れないぐらいかゆみに襲われ、旅行中ずっと不快な思いをしなければならなくなるかも知れません。

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どこに、いついるの?どう予防する?

出没しやすい時間帯は、朝と夕方です。そして水辺、森、公園などに多く出没しますが、虫なのでどこでもいる可能性は否定できません。

特に緑が多い場所に行く時は注意が必要です。

出没しやすい場所では長袖長ズボンの着用が望ましいですが、水辺では難しい場合もありますよね。
なので、一番の予防方法は「虫よけスプレー」をすることです。

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ハーブ系の虫よけは効果がない!?

虫よけを選ぶとき、気を付けて欲しいのが「ナチュラルな素材、ハーブ系はNG」だということです。
子供がいるとお肌や体のことを考えてハーブ系や天然素材のものを選びがちだと思います。
私もよく子供にブレスレットタイプなどをしていましたが、実は「吸血する蚊」には効果がなかったのです。
じゃあ何を避けるのかというと、血を吸わない「ユスリカやチョウバエ」に効果があります。パッケージの裏にきちんと書いてあります。

ですので「吸血する蚊やサンドフライ」から身を守りたい場合は、必ず「ディート」入りのものを使用して下さい。

「ディート」というと体に良くない悪いイメージがありますが、用法容量を守れば問題ないものが市販されています。実際に重篤な副作用の報告はありません。

ただし、子供がスプレーするとき吸い込んだりしないよう「ジェルタイプ」や「ウェットティッシュタイプ」などを使用するとより安全です。

また、最近新しい虫よけ成分「イカリジン」も注目されています。

こちらはディートよりも副作用の少ない安全な成分と言われています。

ただしこちらのパッケージに裏には、「成虫蚊、ブユ、アブ、マダニ」に効果があると書かれています。実際にメーカーに問い合わせると、

サシバエやヌカカでは(ある程度の効果はあると思いますが)テストをしていないのでわかりません。

との回答でした。

蚊対策のため街中などで使用するのであれば「イカリジン」も有効ですが、自然の多い場所に行く時は「ディート」入りを使用すると安心です。

もし刺されてしまったらどうする?

万が一刺されてしまった場合は、流水で「毒成分」を洗い流します。また冷やすことで、痛みやかゆみが抑えられます。

その後、塗り薬を塗っておきます。日本のものより現地で買ったものが効きやすいそうです。刺された直後より1日経った時がかゆいという意見もあるので、大丈夫と放置せず、きちんと初めに処置をしておきましょう。

また、あまりにもかゆみがヒドイ場合、たかが虫刺されと思わず、現地の病院にかかり処置してもらうといいです。海外旅行保険に加入しておけば、無料で診察してもらえます。

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まとめ

  1. 「サンドフライ」に刺されると夜も眠れないほどかゆい
  2. 水辺や森、自然が多い場所に多い
  3. 長袖、虫よけ(ディート入り)でしっかり予防する
  4. 刺されてしまったら、洗い流す。ひどい時は病院へ

サンドフライに噛まれてせっかくの楽しい旅行が台無しにならないよう、対策を十分にして旅行を楽しんで下さいね。

追記:実際にケアンズに行ってきた時はどうだったのか?

記事を書いてから数カ月、先日ケアンズに行ってきました。季節は初夏にあたる9月。朝晩は肌寒く薄手の長袖で丁度よく、日中は暑くプールに入ることも出来る季節でした。丁度9月の日本に似たような気候です。

ケアンズ、森の多いキュランダ、アサートン高原に行きましたが、結果としては虫刺されを塗るのを忘れていても「サンドフライ」に刺されませんでした。それどころか夜ベランダに電気を付けていても蛾などの虫も寄ってきませんでした。
これは私の予測ですが、日本の初夏もまだ虫も少ないのと同じような状況ではないのかなと思います。朝晩はヒンヤリしていて、空気も乾燥していてカラッとしていたので虫がこのむジメジメ感がありませんでした。雨季になると状況が変わるのではないでしょうか?

今回はサンドフライの餌食になりませんでしたが、時期によっては虫よけ必須アイテムです。これから渡航される方はぜひ参考にして下さいね。

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この記事を書いた人
シュガリー

妻はパート、夫はサラリーマンのノンパワーカップル+息子と旅した情報を発信中!リアル平均家族の旅行の節約術や現地情報、子連れ旅のポイントをまとめています。

円安で打撃を受けていますが、クルーズ旅行を計画中です!

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