子連れ海外旅行を成功させるためにする5つのポイント

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こんにちは。シュガリーです。

今まで子連れで、アジア、オセアニア、ヨーロッパを旅行してきました。同僚にその話をすると、決まって言われることがあります。

子連れで飛行機大丈夫ですか?

そんな質問や相談を受けます。また、物心ついたお子さんがいるママからは

うちの子、飛行機に乗るのが怖いからと乗りたがらない

他にも

高そうだし、我が家は無理だよ~

という声も聞きます。

皆さん色々な疑問や悩みがあり、海外旅行を躊躇しているようです。

今回は初めての海外旅行を成功させるポイントをまとめました。

初飛行機は親も子もドキドキですが、準備さえすれば大丈夫。
そして肝心の費用も、思ったよりかかりません!国内旅行より安くいける場合もあります。

年齢別のポイントや実際に旅した時の息子の様子も、まとめたので、海外旅行の参考にして下さいね。

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子連れ海外旅行の費用はどのぐらいかかるの?

まず、海外旅行に行こうと決めたら、気になるのが費用のことではないでしょうか?

実際に3人家族の我が家の行き先別の旅費です。飛行機、現地の移動費用、ホテル、食事、お土産など全て含んだ金額です。

行き先期間費用
シンガポール8日間35万(クルーズ代金含む)
オーストラリア5日間30万
香港・マカオ3日間12万
ドイツ・チェコ・オーストリア10日間40万

ヨーロッパに行ってきたと話すと100万くらいかかっていると勘違いされるのですが、意外と安くいけちゃいます。

安く移動できる一番の理由はお盆休みなどのシーズンを外して行っているからです。また、飛行機はLCCを積極的に利用します。
ヨーロッパはLCCはないので、シンガポールを経由で飛行機代を節約しました。経由便は移動時間はかかりますが、一度飛行機の外に出られるので、騒ぎたくなる幼児期には意外とオススメの方法です。

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また意外と高くつく食事は、キッチン付きのコンドミニアムを使うことで抑えることができます。すぐに和食が恋しくなる子連れにピッタリです。日本からレトルト食品を持ち込めば楽なので、旅先でもキッチンに立つのは苦ではありません。
また洗濯機がついているところもあるので、荷物が多くなりがちな子連れにオススメです。

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子連れでホテルを探す時にオススメなのがBooking.com です。他のサイトより子供料金の規程が詳しく表記されていることが多いです。
何歳までの添い寝は無料。エキストラベッド追加はいくらなど、ホテルごとに違う条件の詳細が確認できます。

飛行機、食費、ホテルの価格を抑えれば、旅費はかなり安くなります。メリハリ支出で費用を抑えることができます。

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どこに行くか決める時に重視すること

子連れでどこに行くか決める時、私が重視しているのは

  1. 旅費と物価
  2. 食べなれた味がある国
  3. 治安
  4. 医療水準

です。

1の旅費と物価に関しては、旅費がいくら安くても、現地の物価が高いと、色々我慢しないといけない場面が増えてしまいます。
オーストラリアに行った時は、ハンバーガーで1人2000円くらいかかりました。家族でランチを食べると5000円以上かかるのに、食べたものはハンバーガー。美味しかったのですが、ハンバーガーはファストフードのイメージが強く、価格とのバランスが悪いと感じてしまいました。
その後、子供が5歳の時ヨーロッパ旅行をしましたが、その時は、食べ物が安くて魅力的な場所を探した結果、チェコとポルトガルに候補を絞り、最終的に飛行機が安く取れたチェコに行くことにしました。

2の食べなれた味がある国は子連れ旅行では、結構大事な要素です。
子連れ旅行先として人気のある東南アジアも、味付けがスパイシーだったり、独特な風味が子どもにうけないことがあります。
子供にシンガポールでチキンライスを食べさせた時は、微妙な顔をしていました。チキンライスはあまり個性的な味ではないので、食べやすいだろうと思ったのですが、普段の風味と違うので嫌だったようです。
旅先の味を楽しめる大人にとっては、美味しいものでも、子どもがそうとは限りません。特に長期間旅行する時は、日本食やパンなど普段の味が食べられる店があるかどうか調べておくといいです。

3の治安と4の医療水準は、必須条件です。
当たり前ですが、重犯罪が多い国は避けて下さい。
重犯罪はそれほど多くない場合も、ひったくりなどの軽犯罪も多い場所があります。人混みの中で子どもに気を取られている間に、ひったくりに遭う可能性もありますので、特に観光の中心部に行く際は注意して下さい。

医療水準は日本と同レベル程度の診察が受けられる国を選ぶようにしています。特に乳幼児期は、体調が悪い時に安心してかかれる病院があるかどうか確認をしておくと安心です。
あまりにも医療水準が低い場合は、万が一重病だった時に適切な医療を受けることができないことがあります。安心できるレベルかどうか、渡航前に外務省の世界の医療事情のページでチェックできます

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下調べは入念にすると親が安心できる

プランニング

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旅行前にガイドブックを見ながら、どこに行こうかと考える方は多いと思います。

私もよく行いますが、子連れ旅行では、その一歩先の下調べが重要です。

例えばマカオの世界遺産を見に行こうと決めた場合。
全て徒歩圏内なので、大人だけなら、見たいもの全部見て1日中歩いていいのですが、乳幼児連れの場合、そこまで歩くことが出来ません。
本当に見たいものだけに絞って、子どもの体力に合わせる必要があります。
私は、徒歩しか移動手段がない場合は、google map などで何キロぐらいの移動になるのか調べるようにしています。無理のない範囲で計画を立てて、当日余裕があれば、行く場所を追加するようにしています。
スケジュールも詰め込むのではなく、ちょっと時間が余るかなぐらいが、子連れには丁度いいです。

と言いながらも我が家も旅行で失敗を何度も経験しました。

子どもが3歳の時にマカオに行った時はグダグダでした。
勿論、どのぐらい歩くかなど下調べもしていました。ですが、親が思ったタイミングでお昼寝をしなかったので、眠くて、機嫌が悪く大泣きしながら、世界遺産を歩くという最悪なパターンでした。

5歳になった時ヨーロッパで、1日15キロ近く歩いた日がありました。この時は、普段の生活で歩いていて慣れていたのとお昼寝をしなくなっていたので、問題ありませんでした。何より景色を楽しんだり出来る年齢になっていたので、楽しく移動できた結果、大人顔負けの距離を歩いていました。

年齢と共に出来ることが増えていきますし、子ども生活リズムや体力も変化してきます。
出来るだけ普段通りの時間に合わせることが旅を成功させる秘訣
です。全ては無理でも、せめてお昼寝や就寝の時間は合わせることをおススメします。

あと子連れ旅行で意外と困るのがトイレ事情。日本のようにキレイなトイレが無料で使える国は少ないです。
有料で小銭が必要だったりするので、小銭は切らしてはいけません。また、どんなところでトイレが出来るのが調べておくことも大事です。大抵は、デパートやホテルなどで出来ます。レストランを利用した時は、子供が「今はトイレ行かなくても大丈夫」と言っても、必ず利用するように促します
乳児連れの場合、オムツ替え出来る場所は少ないです。大きなデパートであればオムツ替えの台もあることが多いですが、どこでも揃っているわけではありません。ローカル情報は、事前にネットで調べることは難しいかも知れませんが、出発前に一度調べてみてください。

旅行前に子供に説明をして話し合う

子どもと旅行に行く時、一番効果的な方法が言い聞かせです。赤ちゃんには難しいですが、それでも2歳後半頃になると効果があります。

私は旅行前に簡単なスケジュール表を作ります。子供が3歳になった頃から、世界地図を広げて

シュガリー
シュガリー

ここからここまで飛行機で移動するよ。ここは電車だよ。この街で○○を見て、ここでご飯食べたりしようかな

と簡単に予定を伝えます。
その時、「飛行機は長時間乗るから、機内食食べたら寝ようね」など、して欲しい行動を一緒に伝えます。
旅行前に何度か同じ話をして、3歳過ぎた頃から子どもの意見も旅行に取り入れるようにしています。
「電車とバスどっちの移動手段がいいか?」など親が選択肢を絞った上で、子どもに決定させる方法がいいですよ。あれがやりたい!これもやりたい!になると大変なので、実現可能なもので、どちらの回答でも困らない内容を選ばせてあげるだけで、子どもも旅行前から積極的になります。

また、ある程度の年齢になってから、飛行機に乗るのが怖いから嫌という子もいます。
実は、何度も飛行機に乗っていた息子も、2歳になって急に飛行機が怖いと言い出しました。その時は、飛行機を目の前にして乗らないと泣き出しました。仕方なく、担いで飛行機に乗せ、食事で気を紛らわせて無事にフライトを終えました。

今まで大丈夫でも、ある時急に嫌がる時があります。
イヤイヤ期などは特に注意が必要です。まだ小さいからと説明しないのではなく、ちゃんと「飛行機に乗るよ」と伝えておけば良かったと思いました。
また、揺れて泣き出すこともあるので、揺れても飛行機は墜落しないことを伝えておくことも大事です。揺れが嫌いな息子には、どうして揺れるのか簡単に伝えています。

シュガリー
シュガリー

天気が悪いところを通るから揺れるけど、シートベルトをしておけば大丈夫!乱気流で落ちないから大丈夫!

少し揺れたら泣いていた息子も、最近では、大人がドキッとする揺れでも、平気な顔をしています。
ヘッドホンをしてアニメを見ながら、お菓子を食べる姿は「旅行を満喫しているなぁ」と感じます。普段はしていないことが、飛行機では出来るので楽しいようです。
家庭の方針もあると思いますが、やっぱりタブレットは最強です。またAmazonプライムビデオはオフラインでも映画が見えるので、子どもも大人も旅行中よくお世話になっています。

あとは子ども用のヘッドホンがあれば、サイズもピッタリ、音量をセーブ出来て快適に過ごせます。高いものではないの旅行用に購入しました。

飛行機が心配なら普段から電車やバスを積極的に使う

飛行機の翼

Free-Photos / Pixabay

子どもがある程度の年齢になっても、初めて飛行機に乗せる時は、ドキドキしますよね?

初めてのフライトは1~2時間の短時間がおススメです。

0~2歳ぐらいまでであれば、フライト時間がお昼寝の時間になるように調整します。よく子どもは耳抜き出来なくて機嫌が悪くなると言われていますが、息子は一度もありませんでした。中耳炎をよく患っていたので、小児科の先生にも心配で質問しましたが、赤ちゃんを飛行機に乗せるのは問題ない大丈夫と言われました。
心配な方は、機内で授乳と考えているかも知れませんが、席の間隔も狭いので、いくら授乳ケープをしても気まずい雰囲気です。
実際に、赤ちゃん連れの方を飛行機で何度も見ましたが、席で授乳している人を見たことはありません。心配な方は液体ミルクなど持って行くといいですね。

2歳も後半を過ぎると活発に動きたくなる時期です。
普段から外でも家でも大騒ぎではないでしょうか?普段から車移動の方は、移動中もいつも通り大騒ぎだと思います。
車移動の感覚で飛行機に乗ると大変なので、旅行前に電車やバスを積極的に使って様子を見てみて下さい。お喋りをする時の声の大きさから、大人しく席に座って移動するところまで、公共交通機関のルールに慣れさせておくと安心です。

まとめ

いかがでしたか?

意外と赤ちゃんの時は、費用も安く、寝てくれるので、今思えば旅行は楽でした。

1歳も後半になると歩き出し、お昼寝も少なくなるので、その方が対策が必要になってきます。対策の一番の方法は事前に話をすることです。
その上で、オモチャやお菓子に頼るのがおススメの方法です。

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この記事を書いた人
シュガリー

妻はパート、夫はサラリーマンのノンパワーカップル+息子と旅した情報を発信中!リアル平均家族の旅行の節約術や現地情報、子連れ旅のポイントをまとめています。

円安で打撃を受けていますが、クルーズ旅行を計画中です!

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