2018年燃油サーチャージが値上げ!どうやってお得に旅行する?

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ヨーロッパまで往復で8万円。安いと思って、予約画面に進めて行くと、総額で13万!なぜこんなに高くなるの?と疑問に思う方も多いと思います。

その理由は燃油サーチャージ料。

最近ジワリと価格が上がってきています。

今回は燃油サーチャージの値上げの中でも、少しでも安く旅行する方法を探ります。

お得に旅行がしたい方必見です。

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燃油サーチャージ料ってなに?いつ値上がりするの?

「燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)」とは、航空燃油(ケロシン)の価格が上昇した場合に、運賃とは別に請求される料金のことです。

航空燃油(ケロシン)は原油の相場が元になっていますので、原油価格が下がれば燃油サーチャージの廃止もありますが、2018年現在は値上がり傾向にあります。

燃油サーチャージは2カ月に1回(6月、8月、10月、12月、2月、4月)のタイミングで変更になることが多いです。金額は航空会社や路線によって変わってきます。

2018年8月1日~9月30日の間は、JALでヨーロッパに行く場合、運賃とは別に28,000円の燃油サーチャージ料がかかってきます。

10月1日からは、6月~7月のシンガポールケロシンの平均相場を元に設定されます。JALの場合、もし1バレル6,000円を下回れば廃止されます。

因みに7月までは21,000円でしたので、価格差7,000円。結構な痛手です。

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燃油サーチャージ料の推移

燃油サーチャージ料の徴収は2005年から始まり、2008年のリーマンショック前にはヨーロッパまで往復6万円以上の時期もありました。

信じられないぐらい高額の時もありましたが、2016年頃には徴収がなくなりました。

その後2017年に徴収が再開され、現在ジワリジワリと上がってきています。

少しでも安く旅行に行きたい人にとっては痛手ですよね。

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発券の時期に注意!航空券代を安くするには?

燃油サーチャージ料は発券ベースで金額が変わります。

例えば2月1日より燃油サーチャージ料が値上がりすることが分かっている場合は、1月31日までに発券すれば安く航空券が買えます。

もちろん逆のパターンで、2月1日から燃油サーチャージ料が安くなると分かっている場合は、発券を2月1日以降に行えば、安く買える可能性があります。

ただし、燃油サーチャージ料が下がっても、運賃が値上がりする場合もあるので、結局総額があまり変わらないという事もあります。

このように一概には言えませんが、安く旅行に行きたい方は、発券日も意識しておくと安く買える可能性があります。


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燃油サーチャージがかからない航空会社がある!

燃油サーチャージが値上がりしてしまっても、安く海外旅行に行くのを諦めることはありません。中には燃油サーチャージ料無料と言う会社もあるので、そちらを選ぶのも1つの方法です。LCCは別途燃油サーチャージ料を徴収しない会社が多いです。

燃油サーチャージの値上がりが痛手となるのが長距離路線です。

ヨーロッパに行く際は、中東のカタール航空を使えば燃油サーチャージ料の徴収はありません。同じ中東のエミレーツ航空は徴収をしていて、往復21,000円(2018年8月~9月)となっているので、2社を比べるとエミレーツが割高になります。

正確に言うと燃油サーチャージが無料と言うより、運賃に組み込まれていると考えた方が正しいのですが、航空券代、諸費用、燃油サーチャージ料の総額で見ると他社より安い場合があります。

例えば先程のカタール航空とエミレーツ航空で、バルセロナまでそれぞれ9月の最安値運賃の日で比べてみます。

2018年8月時点の2社の支払い総額を比べると、12,720円カタール航空が安くなりました。燃油サーチャージ無料の会社も、航空券代がジワリと値上がりしていて、差額が思ったよりありませんが、それでも少し安くなりました。

同じく長距離路線のアメリカ方面ですと、シンガポール航空が燃油サーチャージ料無料です。一度、無料の航空会社の運賃を検索してみる価値はあります。

ツアーを利用してみる

燃油サーチャージ料値上がり対抗手段として、他にもパックツアーを利用する方法があります。

宿泊と往復の航空券代だけのツアーだと他のツアー客と一緒にバスで移動等々はなく、基本は個人旅行と変わりません。

この場合旅行会社を通じて、手配することになりますが、JALパック 海外ツアーなどは燃油サーチャージ料は旅費に含まれているので、値上がりしても自分で負担する必要がありません。

全ての会社ではありませんので、申し込み前に確認が必要ですが、自分でホテルと飛行機を別々に手配するより安くなる場合も多々あります。

まとめ

燃油サーチャージ料値上がりの中、劇的に航空券代を安くする方法はありません。

それでも以下の方法で、1~2万円安くなる可能性があります。

  1. 航空券の発券日に気を付ける
  2. 燃油サーチャージ料無料のLCCやカタール航空、シンガポール航空を利用してみる
  3. 燃油サーチャージ料込みのツアーを利用してみる

一番いいのは、安い航空券を見つけた時は、迷わず速攻で買うことです。色々迷って翌日予約を決意すると、値段が高くなっていたことは今までに何度も経験しました。

「安いと感じる価格を見つけた時は手配する!」

色々対策を書きましたが、最終的には旅行の手配は自分の納得感が大事です。タイミングをよく手配して、ぜひ楽しい旅行に出掛けて下さいね。

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この記事を書いた人
シュガリー

妻はパート、夫はサラリーマンのノンパワーカップル+息子と旅した情報を発信中!リアル平均家族の旅行の節約術や現地情報、子連れ旅のポイントをまとめています。

円安で打撃を受けていますが、クルーズ旅行を計画中です!

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