こんにちは、シュガリーです。
今回、シンガポール経由でヨーロッパまで行ってきました。
もちろん、搭乗するのは人気の高いシンガポール航空です。南回りでヨーロッパに行くと時間がかかりますので、普段よりも飛行機の快適度は重要です。
合計20時間近く、シンガポール航空にお世話になったので、気になる機内の様子から機内食までレポートします。
シンガポール航空の安全性と評価
ネットの口コミだけではなく、格付け会社の評価も高いシンガポール航空。
格付け調査を行うスカイトラックスが発表している「ワールド・ベストエアライン」の常連です。2019年は惜しくも2位でしたが、それ以前は1位をキープしていました。
特にキャビンアテンダントに対する評価が高く「ワールド・ベストキャビンスタッフ」部門では1位でした。
また飛行機の安全評価を行っているAirlineRatingsが発表する、安全格付けは最高ランクの7です。
間違いなく、安心して乗れる航空会社の1つです。
シンガポール航空の気になる機内
今回搭乗したのは『ボーイングB787-10ドリームライナー』。
機内は新しくて快適です。
座席の配列は、3人3列の並びです。
下はLCCの足元
事前の座席指定はエコノミーでは有料ですが、子連れは無料で指定できる席があるのも嬉しいポイントです。LCCだけではなく、レガシーキャリアも最近は座席指定が有料の場合が多い中、子連れ無料は助かります。
子連れでない場合も、48時間前には無料で座席指定できるので、そちらを活用してください。
大きめのモニターでは、フライト情報、映画など大人向け以外にも、子供向けの映画やゲームなどのコンテンツも充実しています。
スマホの充電もできるので、手持ちのスマホで動画などを楽しんでも電池の心配をしなくて済みます。
美味しいとウワサの機内食は、やっぱり良かった!
機内食が美味しくないと、ちょっとテンションが下がりませんか?子連れだと特に、日本のテイストと違う味で食べられないということも多々あります。
でも、大人も子供も普通に美味しく頂けるのが、シンガポール航空です。
その上、事前にネットで予約をしておけば、病気で配慮が必要な人でも食べられる特別食、ベジタリアン向け、スーパーフードなど、エコノミークラスでも多くの種類から食事を選べます。
またボリュームもありますので、男性でも満足できる量です。
食後は、ハーゲンダッツのアイスが出るので、大人も子供もテンション上ががります。
機内食の詳しい情報はこちら
良いと評判のサービス!でも、CAさんの対応は人による
シンガポール航空のサービスを評価する声をよく耳にします。
初めての子連れ海外旅行で、シンガポール航空を利用した時、充実のサービスとCAさんの印象がよく、今回2度目の利用となりました。
日本発着のフライトで、日本人のCAさんは、親切で、とても心地よかったです。
ただ、シンガポール発着だと日本人のCAさんはいませんでした。外国人のCAさんに、何かをお願いすると、忙しい時だったのか露骨に嫌な顔をされました。また舌打ちが聞こえてきたりと、カリカリしているのが伝わってきて、こちらがお願いするタイミングを伺ったりしてしましました。
CAさんに限らず、海外旅行に行くと、よくある対応ですが、日本人同士だと国民性や感性の違いで、不快な思いをすることは少ないです。
もちろん、外国人のCAさんも、にっこりと対応してくれる方はいました。
CAさんの対応ばかりは、その人によるので、過剰な期待は出来ません。
子連れに嬉しいサービスがいっぱい
特に子連れの方におススメしたいシンガポール航空。
機内食、オモチャ、機内エンターテイメントなど、子供向けサービスが充実しています。
また赤ちゃん連れに嬉しい「バシネット(乳児用ベッド)」の対応体重が14キロまでと、他の航空会社より対象範囲が広いです。
2歳までの料金は大人運賃の10%(座席利用なしの場合)とお得なのですが、1歳も後半になると膝の上で長時間は、親がきつくなってしまいます。
そんな時、バシネットを使えるとかなり楽になります。
前回、1歳8か月だった息子(体重12キロ、身長81センチ)と一緒に搭乗したことがあります。
バシネット(子供用ベッド)の長さは76.8cmなので、身長は超えていますが、体重が14キロまでなら使用できます。身長がオーバーしているので、どうなるか心配でしたが、丸まって寝ていたので問題ありませんでした。
バシネットより大きいので、かなり窮屈そうに見えましたが、あるだけで親の疲労感が大違いです。事前に予約が必要なので、かならずリクエストしておいて下さい。
今思えば、バシネットは親はかなり楽でした。座席を使用するようになると、親の膝を枕代わりに寝たりするので、親はぐっすり寝れません
子供が座席が必要になったら足置き「フットレスト」がおススメです。
私はこれを買いました。
禁止されている航空会社もありますが、シンガポール航空では、ベルト着用サインが消えれば使用可能でした。
選べるキッズミール
ベビーフード、離乳食から幼児食まで準備があります。
特に、幼児食のラインナップが充実していて、洋食、アジアンテイスト、ベジタリアンミールまでそろっています。
こちらは事前のリクエストが必要になりますが、予約の管理画面から簡単に注文できます。
キッズミールの詳細は下記の記事にまとめています
子どものお楽しみのオモチャはかなり充実!
シンガポール航空では、映画とコラボしたオモチャが多いです。以前搭乗した際は、子供向け映画のダイナソーの塗り絵セットやスターウォーズのぬいぐるみをもらったりしました。
今回はアラジンのオモチャでした。
赤ちゃんようの指人形、幼児向けの手紙キッド、手品ができるカード、ボードゲームセットと、年齢別に各種オモチャがそろっている充実のラインナップです。
普通は年齢に合ったオモチャ1つしか貰えないと思いますが、この時は、お願いしていたことを忘れていたお詫びにと、いっぱい持って来てくれました。
ちょっとした気配りが嬉しいです。
赤ちゃんから小学生まで年齢別にたくさんの種類のおもちゃが用意されています。
機内エンターテイメントも子供向けが豊富
シンガポールまでのフライト時間は約7時間。
結構長いのですが、座席の個人モニターで映画、テレビ、ゲームと色々楽しめます。
時期により内容は違いますが、羊のショーン、クレヨンしんちゃんの映画やワンピース、名探偵コナン(TV版)など、馴染みの作品がそろいます。
また、ゲームも2歳前後の子ども向けの簡単な動きで触って楽しい系から、小学生から大人まで楽しめる幅広いラインナップです。
子連れの場合、もちろん事前にオモチャの準備は欠かせませんが、正直なところもし忘れても困らない印象です。
シンガポールに行くのはもちろん、他にも乗り継ぎに嬉しいキャンペーンがある
シンガポール航空を利用し乗り継ぎをすると「トランジット・バウチャー」をもらうことができます。S$20相当の食事やショッピングなどができますが、一番のおススメはラウンジ利用です。
軽食や飲み物、シャワーの提供があります。乗り継ぎする時、暑いシンガポールで遊んだ後、汗を流してから飛行機に乗れるのは、とても嬉しいサービスです。
通常は5時間S$50の有料サービスが、無料になります。
味も普通に美味しいです。
また、シャワーブースも清潔に保たれていて、搭乗までリラックスした時間を過ごせます。
トランジット・バウチャーはトランジットエリア内のアイショップチャンギで引き換えてもらうことができます。
新型コロナウイルスの影響で、サービスが一時中止されています。
シンガポール航空の総合評価
今回、シンガポール航空を使ってヨーロッパに行きました。遠回りのルートで時間もかなりかかりました。
LCCよりもちろん運賃は高いです。でも荷物預け30キロまでOK。食事も美味しい。地方からの出発便もあるので、特に地方に住んでいる人は選択肢の1つとして十分ありです。また、東京まで、一度出る費用を考えれば、安い場合もあります。
今回、値段が安かったので、このルートを選びましたが、総合的に考えると、他の人にもオススメ出来るルートでした。
サービス、食事、設備、価格、乗り継ぎ特典に加え、シンガポール観光も満喫できました。
シンガポールや東南アジアに行く時はもちろん、オセアニア、ヨーロッパ、アメリカへ行く方にもオススメです。
オセアニア、ヨーロッパへ行く時は、乗り継ぎ時間もあるので、それなりに時間がかかりますが、日程に余裕がある方は、ぜひ利用してみてください
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