ケアンズに行く人の殆どの方が行くと言っても過言ではない「キュランダ村」
もちろんアクセス方法は「キュランダ鉄道」が鉄板です。世界の車窓からのオープニングでも有名な列車です。
ツアーで行く人も多いとは思いますが、自由度と価格面でおすすめなのが個人手配。現地で迷わないように手配のポイントとキュランダ村の見どころまでまとめました。
ぜひ旅の参考にして下さいね。
チケットは予約なしでOK!窓口で買う
キュランダ鉄道でキュランダ村にアクセスするには、まずは窓口でチケットを購入する必要があります。ネットで事前予約も出来ますが、そこまでしなくてもケアンズ駅で当日窓口で買えます。
出発時刻は毎日8:30と9:30の2便しかありません。
今回私は飛行機で到着したその日に、ホテルに荷物だけ置いて8:30の列車に乗りキュランダに向かいました。
現地発着ツアーでは到着日はキュランダ行きの申し込みを受け付けてくれません。個人手配ですと到着日でも行くことが出来るので、時間を有効に使うことが出来ます。
ケアンズ駅はケアンズ最大のショッピングモール「ケアンズ・セントラル」を通り抜け、その奥にあります。
事前にネットで情報を調べていた時、ショッピングモールの営業時間は9:00からなのでモールを通り抜けられないかったとありましたが、8:15頃に通った時は通り抜け可能でした。もし出来なかった場合はモールの周りを道沿いに大回りするので10分ぐらいかかります。時間に余裕を持って行くことオススメします。
駅に到着すると目の前に線路が見えるのですが、そこでは切符は買えないので、エレベーターに乗り2階に移動します。
エレベーターを降りると、線路の上の渡り廊下が見えるので、そこを渡り、階段が見えたら1階へ降ります。1階から2階へ移動し、また1階に行くのですが、一本道なので迷うことはありません。
キュランダ行きの切符は、その窓口で購入します。
人もあまりいない、小さい駅なのですぐに分かると思います。
窓口では、帰りは何に乗るのか聞かれます。
一番多い交通手段「スカイレール」+「バス」も窓口で手配出来ます。
因みに我が家はまさかの「バス」1本。実は1番早く安く移動できます。バスで帰ると答えると日本語ガイドブックと時刻表と乗り場を教えてくれました。また支払いはクレジットカードも可能です。ただしJCBは使えませんでした。
英語に自信がない方でも窓口の人は日本人に慣れているので、何となく意図をくみ取ってくれると思います。不安な場合は必要な情報をメモ書きして渡すといいです。
座席はシャッターチャンスの多い後方がおススメです。
ただし満席でない限り何も言わなくても後ろの方にしてくれると思います。鉄道好きな息子のために滞在中、キュランダ鉄道を毎日見送りにいっていましたが、後方にしか人は乗っていませんでした。
後方に乗るとカーブを曲がる列車の写真が撮れます。
【キュランダ鉄道基本情報】
出発時刻:【ケアンズ】8:30と9:30【キュランダ】14:00と15:30
料 金 :大人(片道$47、往復$71)子供(4~14歳*片道$24、往復$36)家族割$178(大人2名+子供2名)
乗車時間:約2時間
窓口住所:Bunda St, Cairns City QLD 4870
ホームページ:http://www.ksr.com.au/KSRJapan/Pages/Default.aspx
子連れは気になるキュランダ鉄道の設備
まずは子連れが気になる車内の設備からご紹介します。
列車に乗る際は、階段が急なので気を付けてあげる必要があり、ベビーカーに乗せたままでは乗車できません。また、ベビーカーは畳んで座席の下に置きます。
列車の中にはトイレがあるので小さいお子さんも安心です。
また車内にはウォーターサーバーが設置されているので自由に飲むことができます。お水が高いオーストラリアでは少し嬉しいです。ただし常温のお水です。
キュランダ鉄道の見どころはここ!
乗車時間は約2時間。
ケアンズ駅から乗り込んだら、まずはフレッシュウォーター駅に向かいます。ここではツアー客が乗り込んできます。すぐに出発してしまうので散策する時間はありませんが、構内では美味しい朝食が食べられたりするので、こちらで朝食をとり、次の9:50の列車でキュランダを目指すのもいいいかも知れません。
フレッシュウォーター駅を過ぎるとのどかな風景が広がります。次の見どころは「ホースシューベンド」180°のヘアピンカーブから急な登り道がはじまります。ここは列車がきれいに撮れるシャッターチャンスです。
車内では見どころはアナウンス(英語のみ)されます。
その後「ストーニークリーク滝」の前をゆっくり走行しながらキュランダを目指します。
最終の見どころが「バロンフォールズ駅」。ここでは10分間停車するのでバロン滝をバックに写真を撮ることができます。2回汽笛が鳴ったらキュランダに向けて出発です。
最終目的地のキュランダ駅の構内もトロピカルガーデンに囲まれ絵になります。
撮り鉄でなくてもカメラを手放せない旅になっちゃいます。
肝心の3歳の息子も終始窓の外を見てご機嫌に過ごしていました。2時間の行程もあっという間です。我が家はケアンズの街で「メルドラムス・パイ」のカレーとステーキのパイと「クルーズコーヒー」でホワイトフラットを買って乗り込み、列車で朝食を取りました。爽やかな風で食事の美味しさも倍増です。
またキュランダ鉄道には通常運賃に$49追加で払えば「ゴールドクラス」の車両に乗れチーズ等々の軽食やアイス、ドリンク飲み放題があります。
いかがでしたか?
見どころ沢山のキュランダ鉄道。もちろん目的地のキュランダ村の観光も楽しめます。
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