香港から日帰り旅行もできるマカオ。
西洋風の街並みを散策したり、カジノにチャレンジしたり、ポルトガル料理を堪能したり楽しみは尽きません。
今回は香港からマカオへのアクセス方法を詳しく解説します。
香港~マカオはフェリーの移動が定番!
香港~マカオ間の移動はヘリコプター、バス(近い将来)などがありますが、やっぱり利便性が高いのはフェリー(高速船)です。
15分~30分(時間帯によって違いがあります)間隔で運行されていて、所要時間も1時間。気軽に移動できます。香港の乗り場は、①香港国際空港(スカイピア)
②香港島にある香港マカオフェリーターミナル(港澳碼頭)
③九龍半島にあるチャイナ・ホンコン・シティ(中港城碼頭)の3カ所です。
①の香港国際空港(スカイピア)からマカオに行く場合、香港に入国せず直接マカオに行くことができるので、時間の短縮になります。飛行機で預け荷物ありの場合は、飛行機からフェリーに荷物を直接乗り換えしてくれます。逆に自分でターンテーブルから荷物をとって、フェリーの乗ることはできません。スカイピアの詳しい利用方法はJALのページをご覧下さい。他の航空会社利用の方も参考になります。
②の香港マカオフェリーターミナル(港澳碼頭)からマカオの各港に行く便は15~30分間隔であり24時間運航しているので利便性が高くオススメです。③九龍半島に宿泊している場合に便利なのが、尖沙咀にあるチャイナ・ホンコン・シティ(中港城碼頭)です。
香港マカオフェリーターミナル(港澳碼頭)より本数が少ない30分~1時間間隔で運航され、真夜中は運航されていません。運航本数は少し少なめですが、尖沙咀周辺のホテルに宿泊している場合は、事前に時間を調べてアクセスすれば問題ありません。
マカオの乗り場は、④マカオ・フェリーターミナル/アウターハーバー(世界遺産エリア)
⑤タイパ・フェリーターミナル(カジノエリア)の2カ所です。
マカオには2つの乗り場があり、世界遺産が多く立ち並ぶエリアの港が④マカオ・フェリーターミナルで香港の各乗り場から多くのフェリーが発着しています。
カジノを楽しめるエリアが⑤のタイパ・フェリーターミナルとなっています。タイパの方が④マカオ・フェリーターミナルと比べると本数が少なくなっています。
世界遺産かカジノか目的に合わせて港を使い分けて下さい。
チケットの買い方
船会社は2つあり、ターボジェット(噴射飛航)とコタイジェット(金光飛航)があります。どちらも時間、料金、設備は似通っています。自分の希望の時間帯があるかどうかで選んで大丈夫ですが、ホームページが見やすいのは日本語対応しているターボジェット(噴射飛航)です。
どちらの会社を選んでもチケットの買い方は2種類。事前ネット購入か現地窓口での購入です。
ネット購入は当日窓口に並ぶ必要がなく、利用の日にちや時間が決まっている方はネット購入がオススメです。ホームページからも購入できますが、手数料がかかります。kkdayというサイトなら割引がありお得です。フェリーではなく電車のチケットを購入しましたが、特に問題なく購入できました。また海外旅行のオプショナルツアーを取り扱っているVELTRA でも購入できます。
予定が分からない時は現地で購入することになります。
子連れの我が家は、予定が立てにくい&復路で港が違うので、当日ターボジェット(噴射飛航)の窓口で購入をしました。土曜の8:00過ぎにターミナルを使用しましたが、早めの時間だったため、チケット売り場に行列が出来てることもなくスムーズに購入できました。
ここで気を付けて欲しいのがダフ屋の存在。
ターミナルに着くなり係員風の人が乗り場まで日本語で「急いで」と走って案内されました。こちらに考える暇を与えずとにかく走らせます。乗り場前でチケットを売ってきましたが、チケットカウンターは別の場所にあります。
゛朝ご飯を買ったりしたいし急いで船に乗る必要もない、カードで支払いたいし・・・と言うか何かおかしくない?”
と気付いてチケットを買おうとする夫に「この人ダフ屋じゃない?現金じゃなくてカードで買いたい!」と揉めているとダフ屋が引きました。
正規の係員の目の前で、ダフ屋が私たちにチケットを売りつけようとしてきました。堂々とチケットを売りさばいているので、ついつい騙されそうになりました。
しばらくして乗り場に戻ると、別の日本人旅行者が走って連れてこられチケットをダフ屋から買っていました。値段を聞いているとその時は変わらなかったので、窓口に並ぶ時間が無い時などは値段を聞いて比較して買ってもいいのかも知れません。
気になって後でネットでダフ屋について調べてみると、高い値段で売ってくる場合もあるようなので気を付けて下さいね。
正規の窓口では現金だけではなくカード払いOK(JCBは使えませんでした)です。また英語も通じたのでチケットの購入に差ほど苦労しないです。
窓口に行列がなければ、出発15分前とかでもギリギリ間に合ったりします。ただしいつも乗れるわけではないので、余裕を持ってお越し下さい。
↓正規の窓口はこちら。このぐらいの列なら5分程度の待ち時間で購入できます。
気になること3選
実際に乗ってみて、気になることや注意点をまとめました。
船酔いが心配。酔うの?
船と聞くと酔うからと抵抗感がある方も多いと思います。
私自身結構酔う体質で、船に乗る前はいつもドキドキします。
マカオ行きの船は高速船で、フェリーよりは酔いにくい印象ですが、やっぱり揺れはその日の天候に左右されます。ですので、酔いやすい方は対策をして乗船して下さい。
船に乗る前は、空腹、満腹を避け、お腹を締め付ける窮屈な洋服(細身のジーンズなど)は避けます。また2階建ての船ですが、船底に近い1階、更に前方の席は揺れが激しいので、中央を選びます。
そして1番の対策は酔い止めを飲むことです。
薬剤師さんにオススメされた「アネロン」がよく効きました。クルーズや高速船などなど船に何度か乗りましたが、私は今のところ、これを飲んで酔ったことはありません。1日1個で効き、酔ってからでも効くので使いやすいです。
現在3歳の息子は今のところ船酔いとは無縁でした。小さなお子さんようの酔い止めは、あまり市販されていませんので、暴飲暴食や服装、席に気を付けておくと安心です。
気になる船内
席は指定席なので、早く並んでいい場所を取る必要はありません。酔うのが心配な方は窓口で1階中央の席がいいことを伝えるといいでしょう。
↓ターボジェットの座席の配置図です。窓口で指定する方は参考にして下さい
ターボジェット(噴射飛航)に乗りましたが、船内はキレイで特に問題はありません。ただし、冷房がかなり効いているので、暑い時期でも長袖の上着を持って行くと快適に過ごせます。
ターミナルで早朝にご飯を食べるところはある?
日帰りで香港に行く場合午前中に出発することが多いと思います。
九龍半島(尖沙咀)の中港城で、朝ご飯を食べる場合は、スターバックスでパンを食べられるぐらいです。他にはパンダクッキー等が置いてあるお土産屋さんのイメージの奇華餅家(ケーワーベカリー)で、菓子パンなどが買えます。
乗船まで時間が無かったので、香港では有名なパイナップルパンを購入して、船の中で食べながら移動しました。メロンパンのようなサクサク生地が上にのっていて美味しかったです。値段も手ごろで1つHK$7前後(約100円)。ちょっとしたパン屋さんのように種類も色々ありましたので、テイクアウトの朝食にオススメです。
ただしパン系しかありませんので、しっかり朝食を食べたい方は、ターミナルに着く前に済ませておいて下さい。
まとめ
香港から気軽に日帰りできるマカオ。
世界遺産を満喫して、夜はカジノを体験したり1日中遊んで、香港に帰ることも出来ます。
香港とはまた違った雰囲気なので、ぜひ1度訪れてみて下さいね。
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