マカオの世界遺産を短時間で楽しめるモデルコース!

香港
Gra_Turner / Pixabay

香港からも日帰りで気軽にアクセスできるマカオ。世界遺産が30スポットもあり、中国とは少し違った南欧風の雰囲気が楽しめます。

今回は香港から日帰りでアクセスする方向けに、短時間でマカオの世界遺産を散策するモデルコースをご案内します。

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香港からのアクセスはフェリーが便利

香港からマカオへに行く方法で一般的なのが高速フェリーです。約1時間で到着します。

香港の乗り場は、

  • 香港国際空港
  • 香港島(上環)の香港マカオフェリーターミナル(港澳碼頭)
  • 九龍半島(尖沙咀)チャイナ・ホンコン・シティ(中港城碼頭)

の3カ所からです。

マカオの乗り場は、

  • マカオ・フェリーターミナル(世界遺産エリアはマカオ半島のこちら)
  • タイパ・フェリーターミナル(カジノの多いエリアはこちら)

の2カ所です。

15分~30分間隔で発着していますので、電車やバスに乗るような感覚で気軽に利用できます。

価格は時間帯や平日・祝日で変わりますが、九龍発~マカオ半島、片道MOP171(約2,565円)となっています。

世界遺産が目的の場合は、マカオ・フェリーターミナル到着する便を選びます。

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まずはセナド広場に向かおう!

マカオ半島には22の建物、8つの広場からなる30の世界遺産があり、2km四方に集まっています。1日あればすべて見ることも可能ですが、徒歩移動が基本となり、結構疲れますし、時間もかかります。

そんな時は、主要なスポットだけ行くのがおススメです。

フェリー乗り場からまず向かうのが、観光の中心部セナド広場です。移動はタクシーを使うか、無料のカジノバスを利用するのが便利です。

タクシー移動でもMOP27程度(約400円)で安く移動できます。

カジノバスはカジノを利用しなくても、誰でも無料で利用できます。セナド広場から近いのはリスボアホテルですので、ここのバスを利用するといいです。但し、帰りはホテルかカジノを利用しないと乗車できません。

【オススメの観光ルート】
セナド広場~民政総督~聖ドミニコ教会~聖ポール天主堂跡(この間600mです)

ゆっくり見て回っても1時間もあれば十分に回れます。午前中に回ってランチをして帰るコースもいいかも知れません。

↓春節後に訪れた民政総督。ポルトガル感を楽しみにマカオに行く方は春節前後は要注意です。セナド広場周辺が飾りつけでカオスな状態になります。

世界遺産が立ち並ぶエリアは、1つ1つの建物の距離が近く、タクシーで回る距離ではなく、徒歩移動が基本となります。

セナド広場周辺から聖ポール天主堂跡にかけて多くのお店が並んでいるのでウィンドウショッピングも楽しめ、食事も困ることはないです。マカオに行く時は外せないスポットとなっています。

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ポルトガルの雰囲気を残すラザロ地区がオススメ!

もう少し時間の余裕があれば、ぜひ訪れて欲しいのが聖ラザロ教会周辺のラザロ地区。

セナド広場から15分、聖ポール天主堂跡からは10分くらい歩いた場所にあります。

この地区はポルトガルの面影が色濃く残っているので、個人的にはセナド広場周辺よりおススメです。また人通りも少ないので、ゆっくりと散策できます。

特に目玉の観光スポットはありませんが、馬忌士街、和隆街など石畳の路地が素敵で写真を撮るのにもピッタリ。街並みをゆっくりと楽しめます。

セナド広場から聖ポール天主堂跡を通ってラザロ地区に入る場合は、途中にコーヒーやランチができる檀香山(タンヒョンサン)というお店があります。

レトロな雰囲気ですが清潔感のある店内で落ち着いた雰囲気でした。

観光客があまり立ち寄らないのか、メニューが中国語なので読めないのが残念。写真があったグリーンカレーを頂きましたが美味しかったです。価格は1人1,000円もあれば十分で、お手頃でポルトガル料理も食べられます。歩き疲れたら休憩にピッタリです。

檀香山(タンヒョンサン)
【営業時間】
8:30~19:00(無休)
【住所】
新勝街21號 ※他にもマカオに店舗があります
【ホームページ】
http://www.cafehonolulu.com/CafeHonoEng/Cafe_THS.html

またポルトガルからの輸入雑貨を置いているお店「メルカリア・ポルトゲーザ」は、お店の雰囲気もよくワイン、缶詰、化粧品、石鹸などセンスのいい商品が並んでいました。価格はMOP100前後(1500円程度)なので少し高めですが、自分へのお土産にピッタリです。

お店の前はちょっとした広場になっていて、ラザロ地区の立ち寄りスポットになっています。

Mercearia Portuguesa(メルカリア・ポルトゲーザ)
【営業時間】
13:00~21:00(無休)
【住所】
【ホームページ】
http://merceariaportuguesa.com/en/index.php

マカオ半島おススメの観光ルート

【おススメの観光ルート】

セナド広場~民政総督~聖ドミニコ教会~聖ポール天主堂跡~聖ラザロ教会周辺のラザロ地区~マーガレット・カフェ・イ・ナタ~タクシー乗り場

マーガレット・カフェ・イ・ナタはマカオで有名なエッグタルトのお店です。裏通りの小さなお店ですが、観光客でいつも賑わっています。

歩き疲れたら休憩するのにピッタリな場所です。

卵たっぷりで甘さ控えめで優しいお味のエッグタルト。温かいので、ぜひその場で食べたいです。

cegoh / Pixabay

タルトを食べたら、タクシーでフェリー乗り場に戻ります。帰りはMOP35(約500円)でした。

流しのタクシーは捕まりにくいので、タクシー乗り場で乗車が楽ちんです。地図上の最後の地点にタクシー乗り場があります。

途中でランチをしたり、お土産やさんに寄ったり、3歳の子連れでゆっくりと回りましたが、4時間程度でセナド広場からラザロ地区まで行ってフェリー乗り場に帰ってくることができました。

ただし子連れの方に注意して欲しいのが、上り坂、階段です。子供は疲れてぐずりやすいし、石畳もあるのでベビーカーも少し使いにくいです。

聖ポール天主堂跡に行くには石畳の階段が立ちはだかりますし、観光客でごった返しているのでベビーカーも邪魔になりがちです。

↓週末のお昼時の聖ポール天主堂跡前の様子。大勢の人で賑わっています。

もしお昼寝等でベビーカーが必要な方は、軽量のバギータイプでいつでも折り畳んで抱えられるようなタイプがいいでしょう。まだ子供が小さく暑い季節でなければ抱っこ紐の選択もアリです。

半日もあれば十分に楽しめるマカオ。異国情緒を求めてぜひ足を運んでみませんか?

 

※MOP1=15円で計算しています

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この記事を書いた人
シュガリー

妻はパート、夫はサラリーマンのノンパワーカップル+息子と旅した情報を発信中!リアル平均家族の旅行の節約術や現地情報、子連れ旅のポイントをまとめています。

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