こんにちは、チェコへの旅行を計画中ですか?
当ブログ管理人シュガリーの夫・ソルトです
2019年9月にシュガリーと5歳の子供と一緒に、チェコに行ってきました。首都プラハに2日間、そして、ウィーンとの国境近くにある南部の田舎町ミクロフに2日間の滞在です。
詳しい旅の様子は、今後綴るとしまして、今回はこの旅行で改めて感じた「挨拶」の大切さについてお話します。初めてチェコに行く方は特に、読んでおいて損はないですよ。
基本の挨拶は「ドブリーデン」
日本語もそうですが、チェコ語でも時間帯によって次の様な挨拶があります。
- ドブレーラーノ : おはようございます
- ドブリーデン : こんにちは
- ドブリーヴェチェル : こんばんは
旅行本などを見ると他にも様々な挨拶が紹介されていますが、正直なところ、旅行までにたくさんの言葉を覚えることはできませんよね…。たくさん覚えたとしても、短い旅行期間中に現地で使う機会なんてほとんどありません。
結論をいうと、チェコへ旅行に行く時は「ドブリーデン(こんにちは)」この挨拶だけ覚えておけばOKです!
『いやいや、挨拶ぐらい「ハロー」でいいでしょう』と思われるかもしれませんが、実際に現地では「ハロー」よりも「ドブリーデン」を使ったときの方が何倍も反応が良かったです。
そんな話を、旅行記にまとめましたのでご覧ください。
旅行記:「ドブリーデン」と挨拶したら、皆にこやか!
皆さんは、海外旅行に行かれる時、何を楽しみにしていますか?
食事、ショッピング、テーマパーク、自然、遺跡など様々あるかと思います。
1歩海外に出ると、日本ではなかなか経験できない世界が広がっていますので、何をするにしても刺激的で面白いですよね。
僕が楽しみにしているのは、美味しい食事と外国の方との交流の2つです。
特に楽しみにしているのは後者・海外で出会った人との交流ですね。
交流とっても、旅行先で現地の人と一緒に何かをするようなことではありません。
皆さんも経験あるかもしれませんが、慣れない言葉を集中して聞こう聞こうと頑張っていると、どっと疲れてしまいませんか?正直、僕も疲れやすい人なので、モロに影響が出てしまいます。
ですので、僕が楽しんでいるのは、旅行先であったお店の店員さんやホテルのスタッフ、観光客の人とその場で2往復程度の会話をすることです。ただ、それだけで何倍もの充実感を味わえるので、旅行の時は積極的にトライするようにしています。
相手の言葉がスッと理解できて気持ち良いこともあれば、全く言葉の意味が分からず戸惑うこともよくあります。日本に帰った今でも「あの時、何て言ってたんだ?」と辞書を引いてみるも、意味が分からずモヤモヤが続いたりもします…。
ただ、英語を母国語としない者どうしが会話すると、お互いにそんな感じなんだろうと思い、それも旅の楽しみとして捉えるようにしています。
そんなこんなで、旅行中は、出来る限り自分から声をかけてコミュニケーションを図ろうとしているわけですが、今回もチェコに行った時に自分から挨拶して良かったな~と思う瞬間が多々ありました!これから旅行に行かれる方にも、ぜひ知っていただきたいと思います。
チェコでの挨拶は「ドブリーデン」!相手の目を見て、笑顔で!
正直なところ、チェコ旅行を最高の思い出にするには、旅行中にドブリーデンを何回言うかで決まるといっても過言ではありません。
- 個人経営のお店に入る時は「ドブリーデン!」
- 市場で寄ったお店で「ドブリーデン!」
- スーパーのレジで自分の番がきたら「ドブリーデン!」
- 田舎道でおばちゃんや子供たちとすれ違う時は「ドブリーデン!」
- ホテルにチェックインする時は、まず「ドブリーデン!」
ドブリーデンは日本語では「こんにちは」の意味です。
お店に入るときも?と思うかもしれませんが、とにかくどこでも使えます。
朝だろうが、夕方だろうが関係ありません。本当は時間帯で切り分けるのが正解かもしれませんが、こっちは外国人ですので、そこまで意識しなくて大丈夫です。挨拶をすることが大切です。
はじめチェコ人は物静かで怖い印象でしたが、僕がチェコ語で挨拶をすると皆さん笑顔で「ドブリーデン!」と返答してくれましたし、その瞬間、心を開いてくれるのが分かりました。
僕も、5歳の息子にも挨拶がどれだけ役立つかを体感してもらいたく、アホみたいに「ドブリーデン」を使いまくりました。
「ドブリ~デン!」「ドブリ~デン!」
初めは聞き慣れない言葉をパパが喋っているので、冗談だろとばかりに笑っていた息子でしたが、お店の人に良くしてもらうことも多く、中盤からは、恥ずかしながらも、自分から「ドブリーデン」を言おうとしていました。少し子供の成長を感じた瞬間です。
英語が通じない田舎でも、勇気を出して「ドブリーデン!」
この「ドブリーデン」という言葉、今めちゃくちゃ押していますが、一番その良さを感じたのが、ミクロフのペンションに泊まったときのことです。
チェコの南にある「ミクロフ」は、本当に素敵な場所です。
ペンション・パノラマは、強面のおじいさんが経営し、あまり愛想のない娘さんがお手伝いをしています。この時、僕たち以外は、宿泊者もみんなチェコ人でした。他の地域に住むチェコ人が、休暇を利用してミクロフに遊びに来ている感じです。
チェコでも田舎出身だからか、スタッフもお客さんも英語が「全く」通じませんでした。こちらが英語で話しても、すべてチェコ語で返答があるか、反応がない状況です。こんな時、どうしますか?
「ハロー」
「・・・」
見慣れないアジア人が来たもんだから、(特に娘さんからは)警戒している感じが凄く伝わってきます。ここまで英語が通じないのは僕も初めての経験で、どう相手の心を掴んだら良いのか分からず少し時間を過ごしていました。
そして、ふと自分が魔法の言葉「ドブリーデン」を使っていないことに気づいたんです。
もしかして・・・と思い、挨拶を「ハロー」から「ドブリーデン」に変えてみると、どうでしょう、仏頂面の娘さんも笑顔で返事を返してくれるではないですか!!
現地の言葉で挨拶するってマジで大事だなと感じました。日本で外国人に「コニチハ」と話しかけられると、別の意味で笑ってしまいますが、チェコでは素敵な笑顔をいただけます。
では、英語が通じないチェコ人の心を掴んだはいいが、その先の会話はどうしたか?僕達はiPadを携帯していたので、伝えたいことは、Google翻訳で日本語をチェコ語に変換して、相手に読んでもらいました。
- 部屋に予約していた設備(キッチン)がついていませんが
- 交換していただくことできますか?
ある程度の意思はGoogle翻訳で相手に伝えられますので、初対面では自分から「ドブリーデン!」と元気よく挨拶して、心を掴んでおくのが大切です。これさえできれば田舎のホテルでも難なく過ごせるでしょう!
これからチェコに旅行に行かれる方は、ぜひ「ドブリーデン」だけは覚えて行ってください。チェコ旅行が素晴らしい思い出に変わることは間違いないです。
ではでは、今回はこのへんで、アーホイ(さようなら)!
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