ケアンズでメジャーな観光先と言えば「キュランダ」ですよね。一番オーソドックスなアクセス方法は「キュランダ鉄道」+「スカイレール」です。ただ家族4人でツアーに申し込みすると$370前後(31,450円)します。行くだけで3万越えは家族旅行には痛い出費。そんな高すぎる旅費を抑える方法があります。
今回はキュランダまでの旅費を格安にする方法をご紹介します。
※記事中の$1=85円で計算しています
「キュランダ鉄道」+「スカイレール」個人手配なら7,500円もお得
ツアーではなく個人手配をすると、$ 281.25(23,906円)となり7,543円のお得となります。個人手配は英語も出来ないし、難しそうと敬遠しなくても大丈夫。スカイレールのホームページから日本語で申し込みが出来るので簡単です。
事前申し込みをしなくとも、当日ケアンズ駅の窓口で直接チケットを購入することも出来ます。窓口のオープンは8:00なので、ちょっと前に並べば高確率でチケットをゲットできます。この際英語に自信がない場合は「紙に英語で乗車日、時間、人数、何時にキュランダを出発するのか?」を渡して買えば大丈夫です。
個人で手配する際は、座席の指定できるので嬉しいポイント。更に、列車の後方席を選ぶとカーブの時、先頭車両の写真を撮ることも可能です。
【「スカイレール+バスでケアンズ」+「キュランダ鉄道」の場合】
大人 | 子供(4~14歳) | 家族(子供2名まで) |
---|---|---|
$112.50 | $56.25 | $281.25 |
往復で乗り物をそろえる
「キュランダ鉄道」+「スカイレール」が一般的なルートですが、これでは往復割引が適用されません。例えば「キュランダ鉄道」で家族4人で往復する場合$190(16,150円)で移動可能です。個人手配で鉄道とスカイレールの場合と比べても7,756円お得です。
ケアンズ駅出発は8:30と9:30の2便しかありません、窓口は8:00頃にオープンしますので、そちらで直接購入して下さい。
【キュランダ鉄道往復の場合】
大人 | 子供(4~14歳) | 家族(子供2名まで) |
---|---|---|
$76.00 | $38.00 | $190.00 |
【スカイレール往復の場合】
大人 | 子供(4~14歳) | 家族(子供2名まで) |
---|---|---|
$77.00 | $38.50 | $192.50 |
鉄道に乗りながらも、片道バスを使って時間と費用を節約!
「キュランダ鉄道」+「バス」の方法だと「スカイレール」には乗りませんので、なんだか観光の醍醐味が・・・という方には向きませんが、ちょっとでも費用と時間を節約したい方にオススメです。
鉄道でキュランダまで向かうと片道2時間程かかります。スカイレールでも片道1時間半+バスでケアンズ駅に戻らなければいけないので、やはり2時間程度はかかります。子供連れだと、乗り物でジッと出来るのかも気になりますよね。
行きは子供の大好きな鉄道に乗って、帰りはバスで45分でケアンズ駅に到着。バスなら1人$ 6.70(569円)円ですみます。
この方法で家族4人で行くと、$145.2(12,342円)となり、往復手配より3,808円安くなり、時間も1時間以上短縮されます。
もちろんスカイレールに乗りたいという方は、「スカイレール」+「バス」でもOKです。
【「キュランダ鉄道」+「バス」の場合】
大人 | 子供(4~14歳) | 家族(子供2名まで) | |
---|---|---|---|
鉄道 | $50.00 | $25.00 | $125.00 |
バス | $6.70 | $3.40 | $20.20 |
※バスの料金は年齢によって変わってきます。また家族割引はありません。普通の路線バスとなります。 |
バスの運行会社はトランスノース・バス&コーチサービスです。時刻表と価格はホームページでご確認下さい。
究極はバスで往復する
ここまで読んで頂くともうお気付きかも知れませんが、公共の交通機関で行ける最安値は、バスでキュランダまで往復となります。
家族4人で$40.4(3,434円)激安で、往復にかかる時間も僅か90分。
鉄道+バスより8,908円安く、個人手配で鉄道+スカイレールより20,472円も安いんです。
ただこの方法、山道を路線バスで向かうだけです。短時間でキュランダに行くことだけが目的の場合はオススメです。鉄道はキュランダ駅に止まっている時間も長いので、見ることは可能です。
出発時刻を気にせず、マイペースにレンタカーで移動
家族連れにはレンタカーもオススメです。路線バスより高くなりますが、出発時刻を気にせず自分たちのペースで移動したり、途中で観光しながら行けるので、利用価値は高いです。
気になる運転ですが、オーストラリアは日本と同じ左側通行で運転のしやすい国です。国際免許証を事前に日本で取得しておき、ネットでレンタカーを手配しておけば、誰でも簡単にレンタカー移動が出来ます。
レンタル費用の、目安は1日5,000円程度からです。大手は割高なので、もう少し費用がかかってくると思います。
国際免許証の費用2,400円、ガソリン代等々を考えると1日10,000円が目安費用となります。
まとめ
大人 | 子供 (4~14歳) | 家族 (子供2名まで) | ※と比べていくら安い? | |
---|---|---|---|---|
スカイレール+鉄道 | $112.50 | $56.25 | $281.25 | ※ |
鉄道往復 | $76.00 | $38.00 | $190.00 | $91.25 |
鉄道+バス | $56.70 | $28.40 | $145.20 | $136.05 |
バスで往復 | $13.40 | $6.80 | $40.40 | $240.85 |
レンタカー | 約$117.6 | $163.65 |
いかがでしたか?今回は「格安でキュランダに行ける4つのアクセス方法」についてご紹介しました。オーストラリア旅行は、オプショナルツアーや食費で、滞在費が高くなりがちです。抑えられる費用は抑えながらも、満足度の高い旅にしたいですよね。キュランダに行く方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
追記:実際にキュランダに鉄道+バスで行ってきました
2017年9月実際にキュランダへ行ってきました。行きは鉄道帰りはバスに乗りました。費用も時間も上記通り安くなりました。
我が家は息子が鉄道大好き3歳児なので、今回の旅行でキュランダ鉄道は必須でした。帰りは到着日という事もあり疲れてずっと寝ていたのでバスで十分だった印象です。
バスは路線バスなのですが、日本の路線のバスのような作りではなく、観光バスのような立派なものでした。安いしいいのですが一つ難点が・・・それは山道がゆえに、くねくね下り道が続き酔いやすいということ。そんな道が20分くらい続くので実際に酔いかけました。
またただの山道なのでバスでのアクセスに面白みはありません。節約したい方でもやっぱり、片方だけは鉄道かスカイレールをおすすめします。
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