2017年9月に関空からオーストラリア・ケアンズに行きました。
日本からケアンズへの直行便はLCCのジェットスターしかありません。
LCCで海外に行ったことはなく、しかも子連れなので、搭乗前は色々気になり調べたりしていました。
今回は同じようにLCCでケアンズって実際どうなの?という疑問にお答えします!
旅行前に確認したい!新型コロナへの対策
旅行が大好きな人達にとっても、コロナウィルスは悩ましい問題です。自粛ムード、日本人の入国制限、行動制限、他国の流行情報。いつ収束するのか分からないので、次の旅行の予約もしづらい日が続いています。
これからケアンズ予約を取る方、既に取っている方に向けて、別記事に最新情報をまとめたので、合わせてご確認下さい。
チケットの手配の注意点
個人でチケット手配をする場合はホームページから行います。初めて利用する方は会員登録します。レガシーキャリア(普通の飛行機)と一緒で、画面なりに進めば予約できますが、いくつか注意点があります。
まずローコストキャリア(LCC)は運賃以外の機内食、受託手荷物等々全てオプションになります。決済にも手数料がかかり、一番安いクレジット決済でも1区間1000円かかります。
オプション設定はデフォルトで往復共に、20キロの受託荷物設定(3000円)、座席指定料金(750円)が追加されています。子連れであれば座席指定は必須ですが、荷物は子供も20キロはいらないと思いますので外しておくのを忘れないで下さい。因みに機内に1人7キロまで持ち込み可能なので、その分を加味して15キロに減らしてもいいと思います。
その他オプションで、機内食(2,250円)、映画やゲームが出来るモニター(782円)、ブランケット等アメニティ(1,260円)が選択できます。
また運賃に子供料金はありません。2歳以上は大人と同額です。2歳未満は幼児料金が適用され、バシネットは別途電話やメールで問い合わせが必要です。
ツアーなどでジェットスターを利用する場合は、会社によって付いているアメニティーや運賃が違います。
2歳未満でも大人と同額料金の場合もあります。
また、荷物、座席指定、アメニティ、食事まで旅費に含まれる場合もありますし、荷物を預ける場合は追加料金を払う場合もありますので、それぞれの会社に問い合わせをして下さい。
食事の手配は必要ない!
せっかくLCCで安くチケットが手配出来そうと思っていても、荷物や座席指定で意外と費用がかかりますよね?
食事ももちろん追加料金がかかります。ごく一般的な機内食で2,250円、軽食(サンドイッチ+ドリンク)でも983円と高めの設定。
行きは21:00出発と遅めなので夕飯は空港内で食べるのがおススメです。機内で食べると提供は離陸後約1時間後なので、かなり遅くなってしまいます。
帰りは13:00のフライトなので、12:00過ぎには機内に移動しなければいけません。また微妙な時間の昼食になりますので、早めに空港内で食べるかケアンズ市内で軽食を買うのがいいです。価格も味もそちらが満足できると思います。
私は帰り、機内で注文していた軽食を食べましたが少量で味は普通でした。空港内でマフィンを食べて行っていましたが、そちらで普通にお昼を食べたら良かったと感じました。
機内食は割高で提供のタイミングも微妙な時間帯ですので、外で購入したものを持ち込むのがベストです。機内でもアルコール以外は飲食可能です!
なお機内食は事前予約しなくても、機内で購入することが可能です。メニュー表↓
ジェトスター気になる機内
結論から言うと至って普通でした。むしろ機体は新しく綺麗でした。
違う点は、付いているモニターの殆どが有料コンテンツ、そして通路の幅が少し狭く、座席が多めに配置されている所です。
気になる足元は普通の飛行機との違いは感じませんでした。
176センチの夫の足元はこんな感じでした↓
165センチの私の足元はこんな感じでした↓
ブランケット、アイマスクは必須アイテム!
関空からケアンズ便は夜中なので機内で寝ることになりますよね。その時の注意点がいくつかあります。
まず機内が異様に寒い。
出発時が暑かったからか、通常の飛行機より寒く感じました。普段はブランケットを飛行機で使わない人も絶対に持って行くことをおススメします。厚手のパーカーを併用しても、少し寒いぐらいでした。
そしていつまでも消えない照明。前方席のビジネスクラスは早々に照明が暗くなっていましたが、エコノミーはなかなか消えない!いつまでも機内サービスが行われていて、明るいし寒いで、こんなに寝れない深夜便は初めてでした。
別日に乗った人も言っていたので、これは私だけの感覚ではないようです。
寒さに→ブランケット
照明→アイマスク
は必須アイテムです。機内で貸してもらうことはできません。購入することになるのでぜひ持って行って下さい。
3歳の息子だけは関空で遊び疲れて、ぐっすり寝ていました。事前にしっかり遊ばせておけば、子供は寝てくれるはずです。
予定より早くケアンズに到着
到着が予定より1時間程早く着きました。フライトの半分程しか照明が消えず、早く着き、満足に寝ることは出来ませんでした。
到着時刻はネットの口コミを見ていると、早めに着いたという意見も多いので、日常的にあることかも知れません。
早朝到着便は関空と成田の乗客で空港が一時いっぱいになります。先に到着する関空便の方が身支度する場合は、入国後にトイレに行くとスムーズに行けます。
モタモタしていると成田便の乗客が来て人で溢れかえってしまいます。実際に私は呑気に構えていて、大行列に並ぶ羽目になり1時間以上ロスしました。
関空、成田便到着の後はしばらく飛行機がなく7時前には空港はガランとしているので、アーリーチェックインをしていない方は空港で朝食を食べて時間を潰してもいいですね。
因みに市内には早朝から開いているカフェもあるので、そちらを利用するのもオススメです。
ケアンズでの入国審査はココに注意!
ケアンズには入国審査場に『スマートゲート』が設置されています。スマートゲートは機械で入国審査を受けられるのでスムーズです。
通常の審査官による入国審査もあり、スマートゲートと並ぶレーンが分かれています。
16歳未満の子供が一緒にいる場合は『スマートゲート』では入国審査が受けられません。
関空便の後、成田便が到着し審査場がごった返すと、案内看板がありますが分からなくなっていました。我が家も途中で気づいたので、ちょっと注意が必要です。
因みに入国審査前に、授乳やおむつ替えが出来るトイレが出来ます。
厳しいとウワサの検疫は実際どうなの?
オーストラリアの検疫は厳しいことで有名です。
持ち込みが制限されている食品も多々あり、持ち込む食品やお菓子全て申告が必要です。
我が家はコンドミニアムに泊まる予定でしたので、かなり食品を持ち込みました。持って行ったものは、サトウのご飯、調味料類、水、お茶、お菓子、常備薬など。
申告すると別のゲートへ案内されました。そこで簡単に違反のものを持ってないか、どんなものをもっているのか?を確認されます。そして誘導されてきた他の乗客と共に一列に並ばされ、小型犬がやってきて荷物を嗅いでチェックはお終いでした。
持ち込んだ食品類を見せる必要はありませんし、スムーズに通過できました。
事前に持ち込むものが制限されていないか確認し、申告しておけば問題ないです。
持ち込み制限については、詳しく「在日オーストラリア大使館」のホームページに掲載があったので、参考にして下さい。
その他、100均で揃えた調味料を問題なく持ち込めました↓
帰国時は早めに空港へ!
カウンターは出発の3時間前から受付開始で、1時間前で締め切られます。もちろん遅れたら乗れませんので注意して下さい。LCCはレガシー(ANAのような普通の航空会社)より時間に厳しいです。
ケアンズ空港は小さく、チェックインカウンターも少ないので、出発の2時間半前に行くともう空港は人でいっぱいでした。全ての手続きを終えるのに1時間程かかりました。
チェックイン締め切りギリギリに空港にいくのは避けたいです。ギリギリに行っても出発が近づいていると優先はしてもらえますが、子連れの場合は特にイレギュラーが発生しやすいので3時間前までに空港到着が望ましいです。
ジェットスターでもWEBでオンラインチェックインを事前にすることができます。しておけば、待ち時間が少なくなるかな?と思いましたが、結局WEBからチェックインする事が出来ず、コールセンターに問い合わせるとオーストラリアのシステム上できないと言われました。我が家だけだったのか不明ですが、出来ていたとしても荷物を預けるので長蛇の列に並ばなければいけませんでした。
因みに出国時、カウンターに日本人の方がいて、まるで日本のように楽々手続きができました。毎日ではないと思いますが、少し安心できますよね。
まとめ
いかがでしたか?
ジェットスターは色々オプションで料金は高くなりますが、基本は安くケアンズにいけます。機内も新しく意外と普通でした。寒さと明るさ対策さえすれば快適に過ごせます。
知っておけば快適に旅できるポイントをまとめましたので、ぜひ参考にして下さいね。
- チケット手配時、オプション設定に注意する
- 機内は寒くて明るいので、ブランケットとアイマスクが必要
- 子連れの入国審査は並ぶレーンに注意
- 食べ物の申告を忘れずに
- 帰国時は3時間前までに空港に
コメント
大変参考になります。ありがたいです。荷物はオプションで15kgですが ウイスキーは何本までよかったでしょうか?
ご当サイトを覧頂きありがとうございます!
さてご質問の件ですが、酒類については、以下のような制限がありますので、ご覧ください。
オーストラリアへ入国時は、2.25lまでしか酒類は持ち込むことが出来ません。
帰国時の免税範囲は、3本(1本760mlのもの)となっています。3本を超える場合は課税されます。
また機内への液体持ち込みは制限がありますので、預け入れ荷物で持ち込んで下さい。因みにアルコール度数にも制限があり、75%以下のものしかダメなようです。
それぞれ情報源にリンクを貼っていますので、詳しくはそちらでご確認下さい。
楽しいご旅行にされて下さいね。