子連れに香港旅行はおススメしない3つの理由

子供香港
Victoria_Borodinova / Pixabay

最近航空券の値段も安く、飛行時間も短く、香港旅行はすっかり定番となりました。

安・近・短&ディズニーランドもあるので、家族旅行にもピッタリのイメージがあります。

そんな香港に3歳児連れで2泊3日弾丸旅行をしてきました。

実際に行ってきて、小さい子供にはハードルの高い都市だと感じたので、デメリットとメリットをまとめたいと思います。

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基本情報と香港旅行のメリット

香港との時差はマイナス1時間。フライト時間は3時間半~5時間で、日本各地の空港から直行便が運航しています。

地方都市でも直行便が就航しているので、どなたもアクセスしやすく、その面では子連れ旅行にピッタリの場所です。

気になる物価は、少し日本より安い程度です。ただしホテルは中心部に行く程高く割高なイメージです。

家族3人で旅費やお土産など含めて総額2泊3日約12万でした。

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治安は旅行中、気になったことはなく、他の海外旅行と同じように最低限気を付けていれば問題ありませんでした。

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香港旅行デメリット1・衛生状態

香港での楽しみの1つがローカルフード。地元の人と交じって食事をするのも楽しいですよね。

ただし子連れの場合、気になるのが衛生状態。机は拭いてくれますが、調味料のを取るとその下がギトギトだったり、常温で商品が管理されていたりするのが気になりました。家族全員1度もお腹を壊すことはありませんでしたが、日本の衛生レベルと比べると劣ります。

また、トイレ事情も気になりました。地元のお店のトイレを借りるとタイル張りの床が水浸し。多分掃除の時、水を撒いているのでしょうが、乾いていない状態のお店が多かったです。サンダルなどを履いていった時は、特に足元が気になると思います。

駅のトイレは高確率でどの便器も汚れていて、子供は汚いから嫌だと入りたがりませんでした。

比較的キレイだったのは、ショッピングモールやホテルのトイレです。気になる方はできるだけ、その2つを使うと安心です。

また街中のゴミ(ポイ捨て)は夜になるほど飲食店街を中心に気になります。ただし早朝にお掃除してくれているので、街並みがゴミで汚いという事はありません。

街中にはいたる所に大きなゴミ箱が置かれていて、定期的に収集されているのか比較的キレイに保たれていました。

食事・トイレ・街中と気になる衛生状態3点を挙げましたが、小さなお子さん連れでなければ特に気にする必要はないかなと思います。

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香港旅行デメリット2・大気汚染が気になる

日本でもPM2.5が問題になっていますが、香港でも大気汚染の話題が取り上げられることがあります。

3月に旅行に行ったのですが、その期間中ずっと街中モヤがかかっていました。

私は、日本ではPM2.5の値が高い日でも特に何もないのですが、香港滞在中ずっと鼻水が止まりませんでした。元々花粉症で行く前から鼻水は出ていましたが、香港にはスギ花粉が無いにも関わらず、マスクをしてもくしゃみと鼻水の連続でした。

夫と子供は何も起こらなかったので、人によると思います。

大気汚染レベルが分かるサイトがあるので、弱い方は、事前に調べて、マスクなど対策をされて下さい。

香港旅行のデメリット3・バリアフリーではない

日本でもバリアフリーではない場所は多々あります。香港でも同じでベビーカーだと不便な思いをする場面があると思います。抱っこ紐を普段から使っている方は、機動力にかけるので、無理にベビーカーを持って行く必要はないと感じました。

またお子さんがしっかり歩けるようになる年齢の場合。中心部は人が多く、人の流れが速いです。子供のゆっくりした歩調だと、その流れについて行けず、手を引く親は大変です。

色々なものに興味があり足が止まる。走る。急に止まる。のような動きをする時期が一番大変かも知れません。

マカオの世界遺産地区にも行きましたが、観光の中心部は大混雑が続き、大きなベビーカーは邪魔に感じるかも知れません。

現地でよく見かけたのが[1年保証] MRG ハンディーキッズスクーター ベビーカー 3輪 超軽量 2.2kg 新型 高さ調整可能 1.5歳から バギー (ホワイト)に乗っている子供でした。ベビーカーなのですが、3輪車のような作りで、大きなお子さんがよく使っていました。

いつもは歩くお子さんでも、旅行で歩き疲れることもあると思うので、そんな時これだと邪魔にならずよさそうです。

因みに3歳半の息子は、初めてベビーカーなしの海外旅行をしました。普段のお出かけではもうベビーカーは使っていませんが、お昼寝をまだするので、どうしようか迷いましたが置いていきました。

案の定、途中で眠くなり、グズリだし大変でした。移動中にお昼寝をさせようと考えていましたが、いくら親が計画していても、その通りになるとは限りません。

ベビーカーの持ち運びは、フットワークに欠けると思いますが、子供がお昼寝をするなら持って行ってあげると、子供は楽かも知れません。

子供が快適に旅行が出来るような環境を整えてあげると、結果、親も楽になると痛感した旅行でした。

まとめ

さて、香港旅行の子連れデメリットを3点挙げてきました。

香港が子連れ旅行にピッタリと言われたりしていますが、そう思わない点が多々ありましたので、今回まとめました。

私自身子供がいない時は”海外ってこんなもの!それを含めて旅行!”と思って、海外旅行を楽しんでいました。でも子供がいると今まで気にならなかった点が気になり出しませんか?

特に幼児期の海外旅行は気を付けたい点は、治安・衛生状態・医療です。

香港は治安や医療面では問題ありません。衛生面も深刻な状態ではありません。東南アジアのリゾート地より、安心出来ると思います。

ただし気になるパパ・ママもいると思います。

今まで子連れで、シンガポール(1歳)、オーストラリア・ケアンズ(3歳)、香港(3歳)と旅行をしてきましたが、子連れで旅行しやすい順番だと、

1位シンガポール(施設内が子供に優しい。幼児期から安全に楽しめる!)
2位ケアンズ(レンタカー移動で子供も大人も大自然を楽しめる!)
3位香港(上2つに比べると、衛生面と大気汚染、バリアフリーが気になる)

になります。

事前にデメリットを理解した上で、お子さんの年齢、状態と相談して、海外旅行を満喫して下さいね。

 

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この記事を書いた人
シュガリー

妻はパート、夫はサラリーマンのノンパワーカップル+息子と旅した情報を発信中!リアル平均家族の旅行の節約術や現地情報、子連れ旅のポイントをまとめています。

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